Live2Dモデル用のPSDファイルの用意
#勢いでLive2Dモデルをつくったら、動かしたくなって、ティラノスクリプトでクイズゲームを作ってしまった話。
後悔したことや自力で学習したことは赤で。
お絵描き
何年仕事でクリスタ使ってるかわからないけど、対象定規初めてつかった。
便利~!!!!
左右対称のキャラクターを描くことがとても好きなので、楽しんでたらあっという間に線画完成。
輪郭線のペンタッチはできるだけつけないほうがよかった。
変形したときに、何故凹んだ?何この変な形?と思うと、ペンタッチが原因だった。
塗りながら調整してPSD完成。
- 使うレイヤーはすべて表示しておく
- ごみをちゃんととっておく
- クリッピングマスクはしたままでもいいけど指定しなおすことになる
- 乗算・発光以外のレイヤー効果は使えなくなる
- 髪(ゲソ)を広がった状態に描いていたけれど(感覚として広げて絵のバランスをとってた)、動かしてこの状態にもどると違和感があったのですぼめた。
- 変更したり書き足したりしたくなっても、コピーをつくり、このPSDは必ず保存しておく
- 画像の中央がキャラクターの中央が便利でよい
→読み込んだ状態に戻せる機能があるけれど、読み込んだ状態から移動させて作業すると、戻すたびに移動しなくてはならないので、その必要がないようにしておく
(Live2D Cubism Editorに”この状態戻す形状登録”機能があったらいいなぁ)
Live2Dモデリングのためのレイヤー分けについて
レイヤーはパーツごとに分ける
例えば耳なら、「耳のベース」「影」「光」「線画」を結合したあと、→耳/←耳の二つに分けた。
右耳は、絵をみて右にある耳ではなくて、キャラクターの右耳、ということでややこしいので矢印が便利ということで、使ってみた。
左右完全対象のキャラを対象に動きを付けたい場合、動きをつけてからコピーしたので、結局矢印がごちゃごちゃになったw
目元のレイヤー分けが特殊なので、前の記事の動画を参考にとにかく分けた
- まぶたの三角
- 上まつげ
- 下まつげ
- 横のまつげ
- 目玉の大きいハイライト
- 目玉
- 白目
下半身は分けたけど、動かさなかったので、下半身は1枚でよかった。
白衣の缶バッチは白衣とは別にしておいた方がよかった。1枚だと金属なのに布のように変形してしまう。小さいし隠れるから見逃した。
首はもっと長くてよかった。本当に思ったより見えた。
改めて考えて見たらわかったのだけど、斜め下をむいたら、耳から鎖骨までが首として見えるので、少なくとも耳の真ん中までは必要。
変形は縮めることより大きくすることが難しい
曲げることより、まっすぐにすることが難しい
とにかくこれ大事。
正面で潰れた丸でも、横を向いたときに正円になって、横を向かせるのなら、丸で描いておいて正面でつぶしたほうが綺麗に仕上がる
たとえば口で横一文字の直線が必要になるなら、直線で唇を用意しておく。それをあいうえおの形に変形させたほうが綺麗に仕上がる
横髪(ゲソ)は最初3パーツだった(色部分、白部分、突起)が、あとで5パーツ(ハイライト、色部分、白部分、突起外丸、突起内丸)にしてPSDを読み込みなおした。
- 突起は横を向いて一番丸くなった時の形を描いて読み込んだ
- 突起の外と内の丸はわけたほうが立体感の表現が楽
- ハイライトはわけておくと、変形に影響されなくて少し便利
色部分とホワイト部分はグルーを使い変形した。とてもよかった。
横向きの変形はメッシュ変形している。
個人的な感覚なのだけど、”絵を描くように”ラインを調整する感じがうまくいった。
白い部分をずらして、重なっていた紫の部分の見え具合が変わることで、帽子の横向きや上向きを表現したのはうまくいったと思う。
もし帽子のサイドにラインが必要だったりしたら、それは別パーツで描いたと思う。
おなじことをつばの上面と側面でやってもよかった。
つばは、下を向いていちばん大きくなったところを描いておいて、正面のときにつぶしたほうが綺麗に描けたかもしれない。とくに横向きがきつかった。
つばの上面と側面や、ひもの黒いパーツと、それより上の部分は分かれていた方が変形が綺麗で楽だったと思う。
初めてのモデルだから、凝りすぎるより完成させることを意識したのと、データが重くなりすぎることを警戒して、パーツをわけなかったけれど。
口のレイヤー分けは
- 上唇
- 下唇
- 上歯
- 下歯
- 下
- 口内
前回動画を紹介したダテさんの動画ほう方針”口回りを塗らない”やり方を採用した。
ただ、直線ではなく唇のラインをとぎれさせたくてそこは少し頑張った。
唇はライン。
笑ったときにと線がぎれているのが下になってほしいので、下唇が途切れている方。
途切れている部分を肌の色で塗ってあるので、口を閉じたときに下唇がそこに隠れる。
白衣の裏は、首部分も裾部分も”白衣裏”としてしまったけれど、わけた。
上半身と下半身なので、同時に変形しないほうが多いので、わけるべきたっだ。
白衣はベスト状態と袖でわかれているけれど、もしもっとうごかすなら、襟が分ける必要が出てくることがわかった。
レイヤー分けは
一緒に同程度変形したら困るところでわけると楽。